A:歯にかぶせる冠の種類は豊富です。金属の裏打ちのあるものや、金属を使わないモノ、固いプラスチックやゴールドを使ったものなど。この中で体に一番害がないのはオールセラミック歯です。人体によくなじみ、無害な成分であり生体親和性に優れています。セラミック表面にプラークはほとんどつきませんので細菌の付着を抑制できます。金属製の詰めもの・被せものから金属イオンが溶け出すことが原因で起こる金属アレルギーの心配もありません。金属なら小さいかぶせ物なら20K金合金、大きいものならPGA(プラチナ金合金)が一番良いでしょう。削った歯との適合にすぐれ、生体親和性も良く、審美的な面を除けば理想的な材料です。